電腦作業室

アイビーエム・シンクパッド・五三五エクス用電池パックの電池交換

電腦作業報告 - 電池パックの分解と修理

東川吉嗣


  アイビーエムのノートパソコン「シンクパッド・五三五エクス」の内蔵電池パックの中の、リチウムイオン電池を交換した。

  作業日・平成十七年正月二十二日、土曜日。二十三日、日曜日。

概要  アイビーエム・シンクパッド・五三五エクス用電池パックが働かなくなつたので分解し、富士通製の電池パックから取りだした電池を入れた。


分解修理したもの  アイビーエム・ノートパソコン「シンクパッド・五三五エクス」の電池パック
この電池パックの基本事項 ・・・作業・・・

1. 電池パックの分解
  電池パックの殻にある、パソコン本體との間の電流やり取りのソケット部分の隙間に、細い一文字ドライバーなどを差し込んで、少しずつこじ開けながら、殻の接着部分を剥がして、ケースを開けた。中には、十七ミリ徑、五十ミリ長のリチウムイオン電池が、三本並列で、三段直列で配置されて、制御基板と、電池の間に入れられた、センサーなどがある。電池は殻に貼り付けられてゐるので、隙間にドライバーの刃先などを入れて、少しずつこじるやうにして、剥がした。基板との配線を書き留めてから、半田を融かして、電池を外した。電池の起電力を測ると、いづれも、零ボルトであつた。
2. 富士通電池パックの分解
  この電池パックも、ソケット部分の隙間に、細い一文字ドライバーなどを差し込んで、少しずつこじ開けながら、殻の接着部分を剥がして、殻を開けた。殻から取りだし、制御基板と電池との、配線を念のため書き留めた。基板と電池との配線を外した。配線を再利用するために、基板との接合箇所の半田を融かして、配線を外し、作業中に短絡しないやうに、絶縁テープで、露出部分を隠した
  この中の電池は、「17670型」で、十七ミリ徑の、六十七ミリ長の電池、二本並列で、三段直列である。殻に貼つたシールには「10.8V 3000mAh」とある。
3. 新しい電池の組み込み
  新しい電池は、六十七ミリ長のため、アイビーエムの電池殻の内側にある、五十ミリ長電池の仕切が邪魔になるので、ペンチでむしり取つてから、けばを小刀で削り取つた。二本並列で、三段直列を活かせて、殻に納まるやうに排列して、配線を半田付けした
  配線のやりくりがまづくて、少し厚みが出てしまふたので、電池パックの外側をセロハンテープで巻いて、固定した。
4. 修理後の状況
  電池パックを着けて、ウインドウズ九十八を起動した。電源メーターを開いて、「バッテリーの状態」を見ると、「60%」から始まり、拾パーセントずつ上昇し、「90%」を示した段階で、一時間ほどを要してから、「100%」を示したので、交流電源の供給を絶ち、電池のみで、パソコンを使用した。メディアプレイヤーでの、動畫再生、などをして、「10%」を示してから再び、交流電源を繋いだら、再び充電が始まるのを確かめた。これで、今囘の電池修理は成功とした。
5. 反省など
  電池パックの中での配線は、電池の隙間を這はせることを考へて、厚みを出さないやうに工夫すること。
  元の電池の容量が、「2.2A」の表記なので、電池交換後は、「3A」に改良されたことになる。

6. 十八ミリ徑の電池の使用
  十八ミリ徑のリチウムイオン電池六本を使ひ、同樣な詰め替へを試みた。但し、電池の殻が小さいので、殻を切り缺いて、納めた。パックの本體に接する側は、電池が直接本體に接するやうになり、本體の側面からは電池が露出するので、本體の側面部分は、黒いビニールを電池に巻いて、見た目を黒くした。殻は、セロハンテープで巻いて、固定した。
  この電池を装着してウインドウズ九十八を立ち上げたら、電池充電量は、ぢきに百パーセントを示したので、電源を切り、電池のみで起動したら、正常に立ち上がり、電池のみで作業が出來たので、一應の成功とした。

・・・リチウムイオン電池についての雜感・・・

  秋葉原でリチウムイオン電池を探したが、新品のばら賣りは、最近まで見られなかつた。平成十七年に這入り、ラジオデパート三階のトモカ電氣で、十八ミリ徑、六十七ミリ長の筒型の新品、および、長方形平型の新品がばら賣りされてゐるのを知つた。また、同じ店で、富士通パソコンの物かと思はれるが、新品のリチウムイオン電池パックがあり、殻を開けた状態の見本を添へてある。見本電池をみて、十七ミリ徑であると見當をつけて、今囘の作業に用ゐた。
  秋葉原のがらくた屋で、アイビーエム・シンクパッド・五三五エクス用電池パックを幾つか買ふてみたが、いづれも死んでゐて、その割に値段が高い。リチウムイオン電池使用の電池パックは、秋葉原で入手できる物は、十八ミリ徑のものが多く、十七ミリ徑のものは少ない。
  電池パックの殻を割るには、ソケット部分の隙間からこじて、接着を剥がしてゆくのが、定石と言へる。中の電池の肌に触れないやうに、細いドライバーの刃を入れて、こじ開けながら、少し厚みのある、ドライバーの刃を入れて、少しずつ隣へこじ開ける。但し、日本電氣など、パソコンメーカーに拠つては、殻の接合が頑丈で、作業が困難な物もある。


『電腦作業室』の玄關へ
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○平成二十九年四月十六日、電子飛脚の宛先を訂正。
○平成十九年拾一月十三日、電子飛脚の宛先を更新。
○平成十七年正月二十四日、掲載。
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著作權者   東川吉嗣(電子飛脚のソフトが立ち上がつたら、宛先から「ひらかな」を消して下さい。)  平成十七年、乃至平成二十九年
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                                  の  代  實  軍  神  戰 
                                  時  で  化  駐  が  に 
                                  代  あ  と  留  破  よ 
                                  は  つ  永  に  壞  る 
                                  今  た  續  よ  さ  占 
                                  も   ° 化  り  れ  領 
                                  續  遺  が  占   ` 政 
                                  い  憾  確  領  占  策 
                                  て  な  か  政  領  を 
                                  ゐ  こ  め  策  終  受 
                                  る  と  ら  の  了  け 
                                   °              `
  ☆この文章は「今日といふ日」から轉載したものです。著作權者 坊垣河原雲陳 平成十六年 CopyRight © 2004  Bonngaikawara Unntinn


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